食事療法で花粉症を治す

効果ある食材

 

花粉症の症状緩和に効果のある食材がいくつかあります。これらの食材を知ることで、花粉症の食事治療を正しく行うことができます。ここでは中国の食療学の経験と現代栄養学の資料により考えられた花粉症に効果のあるいくつかの食材を紹介します。

 

まずは「ハトムギ」です。
ハトムギは中国の医学書に脾の働きを活性化して、肺の働きを助ける作用があると記されています。また体内の熱を調節して水液代謝を調節する作用もあるそうです。このようにして昔からハトムギは美容健康食品として扱われてきました。現代栄養学的にもハトムギの成分の中には、免疫機能の調整とアレルギー抑制効果があることがわかっています。そのためハトムギは花粉症にも効果があるとされているのです。

 

次は「黒米」です。
中国では黒米は長寿米として知られています。栄養価がとても高い米でミネラル分やアミノ酸も豊富に含まれています。ミネラルやアミノ酸の働きによって免疫細胞の新陳代謝が促される効果があります。よって免疫ができることにより花粉症にも効果があるのです。

 

次は「海草」です。
昆布やわかめや海苔などには大量の食物繊維が含まれています。また特別なアミノ酸であるプロリンやビタミンも豊富に含まれています。その中でもスピルリナには免疫機能を高める働きがあります。抗がん作用もある健康にいい食品なのです。

 

ここに記載したものはほんの一例です。このように食材自体に免疫力のあるものをうまく使って花粉症の食事治療を行うと効果が発揮されると思います。